エラスチン製品紹介

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ファームエラスチン

ファームエラスチン

エラスチンは、細胞外マトリックスの主要構成成分のひとつです。
その他の細胞外マトリックスの主要構成成分であるコラーゲンなどは現在市場でよく知られていますが、近年までエラスチンは大量製造方法が確立されておらず、その方法が模索されてきました。

生体内でエラスチンは伸縮性に富むゴムのような働きを、コラーゲンは伸びないワイヤーのような働きをします。
エラスチンは、動脈壁や靱帯、腱、肺、皮膚など弾力性・伸縮性が必要とされる組織に多く分布しており、紫外線・ストレス・加齢などが原因で減少することが知られています。

皮膚中のエラスチンは、弾力性や肌のキメ・はりを保つ働きがあります。
また、動脈中のエラスチン量は動脈硬化症などの疾病の進展と共に著明に減少し、コラーゲン量が増加して最終的には動脈壁が肥厚して内腔が狭窄(通過しにくくなる状態)します。

九州工業大学の特許製造法により不要タンパク質を丁寧に取り除いた結果、エラスチンを高純度で抽出・製造する方法を確立しました。
また本来エラスチンは水に不溶ですが、ファームエラスチンは水などに容易に溶かす事ができるよう品質を損なわずに特殊処理しています。

健康食品・化粧品の素材として幅広くご活用頂けます。熱にも強く、加熱してもすぐに変性することはありません。

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ピュアフィッシュエラスチン

ピュアフィッシュエラスチン

ピュアフィッシュエラスチンの原料は、マグロ等の回遊魚の心臓部に付着している「動脈球」を使用しています。動脈球は心臓の補助ポンプの役割をしており、触るとゴムのように強い弾力性があります。1個体からわずか10~40gしか取れない、大変貴重な原料です。

ピュアフィッシュエラスチンも、ファームエラスチンと同じく九州工業大学のアルカリ抽出技術により製造されています。海外では宗教上の理由により豚を食さない文化圏もありますので、魚由来のエラスチン(カツオ・マグロなど)が求められています。

エラスチン由来ペプチド

人間が体内に持っている天然のアミノ酸を組み合わせた、高純度のエラスチン由来ペプチドです。

現在、九州工業大学とE&Cヘルスケア社の共同研究によりプロジェクトが進められています。
高級化粧品だけではなく、医療用材料としての活躍も大いに期待される、将来性のある素材です。