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血管内のエラスチンの重要性

2013-11-28

エラスチンに限らず、体内での重要な成分は基本的に加齢と共に減少していくため、サプリメントで補っていく事が重要とされています。
しかし、例外もあるのです。

美容素材の代名詞コラーゲン。一般生活にこれほど深く浸透している素材もないでしょう。
実はコラーゲンは、加齢と共に体内で増えていく事が知られています。

増えるのだったらいいのでは?と思われる方もいるかも知れません。しかし何度かこのホームページ内でも述べている通り、コラーゲンは剛性繊維と呼ばれていて、鋼のように非常に硬い性質を持っているたんぱく質なのです。ゴムのように伸び縮みする弾性線維エラスチンとは対照的な存在ですね。
身体を構築する上でなくなてならないコラーゲンですが、増え過ぎてしまうと、逆効果になってしまいます。
血管は弾性力を強く必要とする器官ですから、コラーゲンが増え過ぎてしまうと動脈が硬くなり、血液循環が悪くなります。その結果、脳や心臓・肝臓など重要な器官に異常が起こって、老化が早まる原因になってしまうのです。

コラーゲンは、加齢と共に増えるだけでなく、普段の食事からも十分に摂取できるものです。
コラーゲンとエラスチンのバランスを考える事も、普段の健康を維持する上では重要な事ですね。

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