肌トラブルを抱えた40~60歳の女性被験者16人を2グループに分け、一方には豚由来のエラスチン100mgとコラーゲン5000mgを配合した粉末食品を、もう一方にはコラーゲン5000mgのみを含む粉末食品を、8週間にわたって摂取してもらいました。
エラスチン+コラーゲン群(試験群)とコラーゲン群(対照群)を比較すると、エラスチン+コラーゲン群のほうが肌質が改善されることが分かりました。
東京大学内㈱TESホールディングスにて実施
「エラスチン・コラーゲン併用摂取による肌質改善効果の検証」岡元孝二ら
「新薬と臨床」60巻、医薬情報研究所(2011年)論文発表
VAS結果とは、被験者が自身の以下9項目について想像できる最悪の状態を0(ゼロ)、最良の状態を10として評価する方法です。
42~55歳までの女性9名に毎日約100mgのエラスチンを8週間摂取してもらい、アンケートを行いました。
また、「シワの状態」「キメの状態」「ふしぶしの痛み」項目についてはコメントも調査しました。
肌アンケート | 効果 | |
検査項目 | 改善 | 改善せず |
たるみ、はり | 7 | 2 |
明るさ、色 | 7 | 2 |
キメ | 8 | 1 |
シミ | 5 | 4 |
毛穴 | 8 | 1 |
水分 | 8 | 1 |
油分 | 8 | 1 |
健康感 | 5 | 4 |
ふしぶしの痛み | 9 | 0 |
東京医科歯科大学内(株)オルトメディコの調べによる(2011年5月)
組織* | 乾燥重量(%) | |
エラスチン | コラーゲン | |
項靭帯 | 74.8 | 17 |
大動脈 | 28~32 | 12~24 |
肺 | 3~7 | 10 |
アキレス腱 | 4.4 | 86 |
皮膚 | 0.6 | 71.9 |
肝臓 | 0.16~0.30 | 3.9 |
*種々の動物組織中の含量
Uitto,J.,J.Invest. Dermatol., 72,1-10(1979)
平成24年7月の健康産業流通新聞にて「エラスチンの靭帯機能改善作用」として検証データが発表されました。
試験では、靭帯細胞が有意に増殖することが確認され、また、じん帯を硬くする働きがあるALPアルカリホスファターゼの発現も有意に抑制する事が報告されています。