エラスチンとは

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エラスチンは生命維持に欠かすことのできないじん帯や血管などの「弾力」を担います。

人間なら誰でも持っているエラスチン。エラスチンは、私たちの生命維持に欠かすことのできない物質です。
エラスチンはたんぱく質の仲間で、よく知られている「コラーゲン」と同じように人間や生き物の身体の中で、様々な組織をかたち作る役目を担っています。何と言ってもゴムのように伸び縮みをする性質が大きな特徴で、じん帯や肺、血管、子宮など、伸縮を必要とする部分に多く含まれています。

またエラスチンは美容にも大きく関わります。エラスチンがしっかりとコラーゲンを支えることにより、お肌の弾力やハリが保たれます。エラスチンが不足すると、たるみやシワの原因にもなります。

エラスチンは生命維持に欠かすことのできないじん帯や血管などの「弾力」を担います。

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エラスチンは豚や魚にも含まれています。

エラスチンは、人間以外の豚や魚、牛、馬、鳥(ニワトリ)などの組織にも多く含まれていることから、生物にとってエラスチンは、とても重要なたんぱく質ということができます。

九州南部から沖縄地域の方々は、古くからエラスチンをたくさん摂取してきました。鹿児島県・種子島では、ハツ(心臓)をスライスし焼き肉や煮物にして食べる習慣があるといいます。
また南九州の一般家庭では、豚の内臓や魚の動脈球などを食べていたそうです。さらにご存知の通り沖縄では、豚をあますところなく調理して食べることで有名です。
そして何より興味深いのは、こうした地域の方々が長寿であるということです。現在、エラスチンと健康長寿の関わりについて研究が進められています。

ちなみに、現在、販売されているエラスチン関連商品は、感染症のリスクがない豚の血管や魚の動脈球由来で人体に安全なものを使用しています。

エラスチンは豚や魚にも含まれています

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食事からエラスチンを摂取するのは困難。
サプリメントはとても効率のよい方法です。

食事からエラスチンを摂取するのは困難。サプリメントはとても効率のよい方法です

では、エラスチンの減少を防ぐには、どうすればよいのでしょうか?

エラスチンを毎日の食事に取り入れればよいのではないかと思いますが、これは意外と難しいことです。
エラスチンは動物の血管やじん帯などに多く含まれているので、もつ、スジ肉などを食べると、エラスチンを摂取できることになります。
けれども、食材の調達も大変ですし、カロリーも気になってくるので、毎日もつばかり食べる訳にはいきません。エラスチンは、野菜や果物などの食材には含まれていないので、自然のものから摂取することは、とても難しいと言えます。

何より、エラスチンを含む食材を食べたからといって、体内のエラスチンが増える、という生化学的な研究例が今のところありません。
しかし、最近になって「エラスチンを摂取することで肌質が改善する」などの効果が報告され始めています。エラスチンを効率よく摂取するには、水溶性で高純度のエラスチンを配合したサプリメントなどを選ぶのが賢明です。

食事からエラスチンを摂取するのは困難。サプリメントはとても効率のよい方法です

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エラスチンは加齢・ストレス・紫外線などで減少していきます。

エラスチンは、加齢・ストレス・紫外線などで減少していくことが報告されています。
また、一度作られると、その後はほとんど作られることはないと言われており、加齢などでエラスチンが減少してしまうと、元には戻らずに減っていく一方だと考えられています。

では、エラスチンが減少するとどのようなリスクがあるでしょうか。「エラスチンのかたまり」とも言われるじん帯は伸縮性を失い、全身の関節の曲げ伸ばしに影響が出てくることは言うまでもありません。
血管は、血管壁が硬くなって「動脈硬化」の大きな原因となる恐れがあります。血管の内側がどんどん狭まり、コレステロールが溜まりやすくなるからです。肌はハリを失い、皮膚が硬くなってしまうでしょう。

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「デスモシン」と「イソデスモシン」が含まれていなければ、エラスチンとは呼べません。

エラスチンの中には、エラスチンにしか含まれていない特別なアミノ酸があります。「デスモシン」と「イソデスモシン」です。
これらのアミノ酸は「架橋アミノ酸」と呼ばれています。この2つが、エラスチンを構成する物質を、その名の通り橋となってつなぎ、エラスチンが成り立っているのです。

逆を言うと、このデスモシンをイソデスモシンが入っていないと「エラスチン」とは呼べません。たくさんのエラスチン関連商品の中でも、この「デスモシン」と「イソデスモシン」が含まれていることが、エラスチン選びの大きなポイントになってくると考えられます。

「デスモシン」と「イソデスモシン」が含まれていなければ、エラスチンとは呼べません