美容のためのエラスチン

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エラスチンはコラーゲンと共に肌の弾力に大きく影響します。

エラスチンはコラーゲンと共に肌の弾力に大きく影響

「美肌のために補う成分は?」と尋ねると、おそらく多くの人が「コラーゲン」と答えるのではないでしょうか。
美肌成分としてのコラーゲンはよく知られており、多くの化粧品や栄養補助食品が販売されています。

確かにコラーゲンは重要な成分ですが、最近の研究で、潤いと弾力に富む美肌を実現するためには、コラーゲンに加え、エラスチンが必須であることがわかってきました。

コラーゲンは骨や皮膚の主成分であり、体の組織をかたち作るための硬さ(剛性)を特徴としたたんぱく質です。
それに対して、エラスチンは組織に伸び縮みの性質(弾性能)を与えるたんぱく質です。

例えば、皮膚の真皮においてはコラーゲンが皮膚の形を形成し、それにエラスチンが絡み付くような形で存在して皮膚に弾力性を与えています。
私たちの身体の中では、硬さを必要する骨や皮膚などの組織ではコラーゲンが多く、伸び縮みを必要とするじん帯や血管などの組織にはエラスチンが多く存在します。
この2つのたんぱく質は、それぞれの組織に、それぞれの役割に応じてバランス良く配置されています。

健康な真皮のイメージ図エラスチンが不足した真皮層のイメージ図

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