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エラスチンの機能性表示食品について

2023-03-07

2023年も、早いもので3ヵ月目となりました。
今年は花粉の飛散量が多いと言うニュースを良く耳にします。
花粉症の方には辛い季節ですが、春の訪れは喜ばしいことですね。

今回のコラムは、エラスチンの機能性表示食品についてです。
「機能性表示食品に対応していますか?」と言うお問い合わせが
以前からございましたが、最近また増えて参りました。
エラスチンはこれまで全くの新規素材だったため、エラスチン研究は他素材に比べて遅れていました。
その理由のひとつとして、エラスチンが不溶性(水に溶けない)たんぱく質だったため、研究にあたり支障が出ていたことが挙げられます。
この不溶性たんぱく質を水溶性(水に溶ける)たんぱく質にし、さらに高品質・高純度・低分子量から高分子量までの分子量を含むエラスチンを安定的に製造することができる特許抽出法が「アルカリ抽出法」となります。
この特許技術であるアルカリ抽出法を確立させたのが、九州工業大学とE&Cヘルスケア社です。
日本で唯一、E&Cヘルスケア社だけがアルカリ抽出法でエラスチンを製造することが可能となっています。

エラスチンが水溶性になったことにより、基礎研究・応用研究はスタート地点に立つことができました。しかし新規素材であることに変わりはありません。
エビデンスを獲得していくには、多くの時間と費用が必要となります。
弊社がメインとしている豚由来エラスチン「ファームエラスチン」については、豚由来エラスチンを用いた最終商品で機能性表示を行うための、大元となるエビデンスを獲得している最中です。
機能性表示食品は医薬品ではなく食品であるため、表記できる範囲には制限があります。
また、新規素材であるが故にSR(システマティックレビュー)もできないため、いわば「1からのスタート」で地道に、堅実に進めていくしかありません。
研究データの獲得にはもう少し、時間と費用を要することとなります。

ですが、もしも豚由来エラスチンのデータが獲得でき、機能性表示食品として機能性が表記できたら、
日本で初めて「豚由来エラスチンでの機能性表示食品」が誕生することになります。

当社の経営理念「社会貢献価値創造企業」
E&Cヘルスケア社は、製造・研究開発およびエラスチン素材の価値ある製品やサービスを通じて、世界中の人々の健康寿命延伸の実現と、地域の活性化、環境負荷への軽減を推進し、社会に貢献します。
そして社会から強く必要とされる企業であり続けるために、全社一丸となり邁進します。

応援頂けると幸いです。どうぞ宜しくお願い致します。

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